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新しいマジックの作り方:2つの結論から

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って言うのは、マジックにも
もちろん当てはまることでして
全く新しい手品を考えつくことは
まあ、無いでしょう
 
もし1個でもできたら
それだけで、十分にマジック界への
貢献ができたと言えるのでは?
 
ですので、大抵のトリックに関しては、すでに似たような
物があって、それをどこか直しているって感じだと思います

何かが少し楽になる、現象がプラスされている
新しい素材で出来上がっている
組み合わせてみた、演出を変えてみた
日本語でもできるようにした、など

今までの物と、たとえ似ていても、プラマイ0なら
その作品が存在する理由はありますし
後は好みで演じればいいわけです

それとは別に、自分だけが演じられる
(テクニック的な事柄ではなく、情報の流布の度合いとして)
トリックなどでお客様を楽しませたいと思うこともあります

新しいマジックを作る、と言ってしまうと非常に大げさに
聞こえるのですが、何かオリジナルで相手に喜んでもらおう
って思うことは、正常だと思います

料理人の人が、独自の料理を作ってもてなすのと
同じだと思います

さて、そんなマジックをどう作るのか?

僕自身は、元のトリックをアレンジしていくことくらいしか
出来ないのですが、その時にちょっと意識することがあり
1つには、自分の欲しい現象を強く意識しておく事

ある意味で、ゴールをきちんと決めておくってことですね

もう1つは、手段というか、方法にこだわること
これは、僕自身がテクニックに対しての好みがあるから
というのもあります

「このテクニックを使って、何ができるか?」
という、ある意味でのスタートのみが決まっている
というスタイル

結論からスタートする感じでしょうか

もちろん、これらの方法しか、作り出す方法がない
というわけではありません

ただ、何かを作り出そうとする際には
「何かを固定する」ということをした方が
形あるものができやすい、というのはあると思います

何も決めずに、ふわふわと、時間と空間を漂っていて
そこにあるアイデアのかけらをたまたま手に入れ
形にできる人なんて、ごくごくわずか

何かを決めて、ある程度の方向を定めてから
とりあえず歩き出してみる、って方が
何か面白い物を生み出せると思います

そして、ゴールのみ決めて
自分の知識や経験の切り口を改めて考え
形にしたものがこれですね

⇒ 「Two-Tops PDF」

「レストランに来ている、2人のテーブルで何をする?」
という、ゴールが決まっている状態で
ある程度の汎用性もあり、他のトリックへ転用できる
アイデアも入っているとは思います

演者の負担も少なく、繰り返しで演じられるようなものが
3つ解説されています

相手に対して、強烈な不思議をどストレートに投げ込むのも
マジシャンの仕事にもなるとは思いますが
ほんわかと、不思議を楽しく味わってもらうのもまた
マジシャンの仕事です

後者のマジックをお望みなら、お役にたてる冊子になっていると
思いますので、ぜひどうぞ

⇒ 「Two-Tops PDF」


 
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