マジシャンに必要な資質
既に記事にしていますので
そちらも合わせてご確認
頂けるとよろしいかと思いますが
⇒ プロマジシャンの資質 あなたは持っています?
プロフェッショナルなら、ほぼ
絶対と言っていいくらいに
必要になる資質だと思っています
で、真面目にマジックをやりたい人にとっても
これは必要なモノだと思っています
ただ、最近は、自らこの手の事柄を嫌うというか
過度に厭う人もいるみたいで
まあ、そういった方は、どこかで頭打ちになるだけ
なんですけどね
で、その資質って・・・
物を作る能力、つまりはクラフトマンの資質です
単純にものが作れる、というだけではなく
素材やその素材の相性などにまで、気が回るというか
判断ができるようになっていくのが、通常だと思います
結局、マジックの世界において、尊重されるのは
「オリジナル」ってもので
僕自身はそれほどそこへ重きを置いていないのですが
それでも、物はある程度作ります
というか、自分用に調節しないと、市販品そのままを
使えないってことが多いわけです
特に僕の場合には、非常に綿密に調節したITRを使用する
演技を得意としているわけです
これをオリジナルなんて言う気はありません
ただ、まずはクラフトマン的な部分が無いと
僕の真似をすることさえできませんし
それゆえに、勝手に真似されるようなリスクも減るわけです
(勝手に真似されるくらいなら、自分からリリースしていますので
僕のアイテムをご購入下さい(笑))
結構今の若い方、素直に
「工作したくない」とか「工作苦手」とか
言っちゃうわけですが、それって結局
「おれ、人の真似しかしないので」とか
「マジックって、物を買えばできるんでしょ」
的な発言に近しいものですよ
まあね、趣味で演じている仲間内で
キャッキャやっているくらいなら、それでもいいのでしょうが
ある程度真面目にマジックをやっている人を
相手にした場合に「工作したくない」とか「工作苦手」って
かるく引くくらいの言葉だってことを覚えておきましょうね
僕がもしその言葉を耳にしたら、僕には
「ぼく、マジシャンとしてダメなんで」
って言っているくらいに聞こえてしまいます
プロフェショナルになってくると、クライアントさんに合わせ
いろいろと手を加えることが多くなってくるので
自然とクラフトマンレベルが上がりやすいわけです
マジックの世界で尊重されるのは、オリジナリティ
現象の新しさ、手順の新しさ、道具の新しさなど
これらを生み出すには、まずは自分で形にしないといけません
今の時代になってくると、依頼してかなりのものを作ってもらう
ことも可能だとは思いますが、依頼をする際のスキルというか
相手への説明ってものも、クラフトマンスキルの無い人には
非常にハードルが高くなりますからね
ま、とにかく、言いたいことは
工作嫌いとか言っているうちは、マニアでもないし
大してマジックが上手くもならんよ、ってことです
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ノンタラちゃん | 2016年05月27日