ヒーローズジャーニー
GWの休み真っ最中ですが
ようやく読めずに溜まっていた本に
手がつきました
とはいえ、５００ページ近くある訳書で
すぐに読み切れるような本では
無いのですが・・・
知っている人は知っている
「英雄の旅」です
元々英語の本ですが、その原題を日本語にしたら
「あなたの中にある、英雄を目覚めさせる」
って感じでしょうか
もうねえ、何がびっくりって
鏡リュウジ先生って、ICU出で比較文化を
大学院までやっていたってことです（笑）
普通の占い師の方だと思っていたもので・・
そんなことはさておき、この本ですが
神田昌典氏のコンテンツに、どこかで触れている人なら
聞いたことがあるはずの本です
人間の持つ１２のアーキテクト（元型）と呼ばれるものに
関して扱っているものです
このアーキテクトの中には「魔術師」というものが
入っています
もちろん、これは僕らマジシャンの事をそのまま
表しているものではなく、ある種の性質を
表現している物ではあるのですが・・・
これはとりもなおさず、世界中のあらゆる人の中に
マジシャンに対しての、憧れや畏敬、抵抗や恐怖を
感じる部分があることにもなると思います
まあ、そんな難しいことはさておいて
この魔術師のアーキテクトですが
自己（セルフ）に傷を負っているということ
他人を癒すためには、まずは自分の傷をいやす必要が
出てきますが、自己のポジティブな面とネガティブな面を
自分で理解していくということが必要になります
その時、ポジティブな面に引き寄せられてしまうと
そのパワーに魅かれて、尊大になり
ネガティブな部分に引き寄せられると
異世界への誘惑に魅かれます
異世界、なんてカッコよく言っていますが
その中の一つは黄泉の国、つまりは死への誘惑に
駆られることもあるわけです
この自己（セルフ）をきちんと作るためには
自我（エゴ）と魂（ソウル）をきちんと満たすこと
が必要になってきます
自分自身の我が無ければ、何も表現できず
そんな我を律する心が無ければ、見る人もいないマジックを
垂れ流すだけのマジシャンになるのでしょう
どうも、マジシャンという人種
マジックのパワーに吸い寄せられて
見てくれる人の事、雇ってくれる人の事を
考えない場合が多いような気がしましてね
自分自身を磨いていきたいなら
きちんとした魔術師になりたいなら
エゴとソウルとセルフに関して
きちんと理解して行った方が早いのでは？
って思うわけです
決して簡単な本ではないですが、ご興味ある方は
手に入れてみてはいかがでしょう？
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