アンケートに関して:カルについてのあれこれ
こちらも、無料コンテンツのダウンロード時に書いていただいた
アンケートに関しての事柄です
カルに関して
これまた、なるほどです
実は、日本で、カルに関してまとまった文献などってないんですよ確か
だから、みんな思い思いに使っている、というのが正直な所
カードマジック事典にも、さらっと1ページ書かれているだけですからね
僕自身、明確に文章で学んだというよりも、学生時代に前田知洋氏の
レクチャーに出て、目だ覚えた感じです
最近では、いくつかDVDがありますね
カルファーザーとか、ロードランナーカルとか
ちなみに、ロードランナーカルは通常の方法と、逆になるので
すでに方法を習得している人は、ちょっと苦労すると思います
さて、カルのコツですが
ここは、コスチャが行っているように、リズムとスピードとタイミングでしょう
これに異存はありません
リズムは、カードを手の間で広げていくリズムです
アコーディオンのように動かすことになりますが、このリズムが
一定にならないと、何かやっていることを教えてしまいます
このリズムのずれをごまかすために、人に話しかけたり
何回かに分ける、という方法を使っています
スピードですが、カードを引くスピードは速い方がいいとは思いますが
正確には、カードをスプレッドする速度と違いすぎると
消えていくところが見えたりしますので、その辺は注意です
コスチャの場合、デックを完全に分けますので、このスピードは大切です
でも、Aを4枚程度なら、大して時間もかかりませんので、そんなにスピードを
気にすることもないかもしれません
タイミングですが、どの段階で、引いてくるか、ということですね
例えば、アコーディオンのように動かすとして、開ききった所で
引いたら大変ですよね
閉じている段階で、少し引いて、手が広げる動きをしつつ、引いてくれば
表の動きの陰で、裏の仕事ができます
これがタイミングでしょう
余分な動きをしなくてもいい、そんなタイミングがどこになるのか
手の位置がどこからどこに動くのか、等を見極めてみてください
僕の場合、カードを表向きで広げていき、左手の親指のあたりにインデックスが
見えたら、広げるのを止めてターゲットの右のカードを左の親指で押さえます
ここから両手を近づけつつ、左手の人差し指、中指あたりでターゲットのカードを
下から右に押します
ここで、右手でターゲットのカードを保持できるはずですので、次の広げる動きで
右手側にカードを引いてこれます
これを複数回行おうとすると、カードをスプレッドする速度やタイミングが
非常に大切になります
つまりは、何もしない、単にスプレッドをする動きをきちんと練習していないと
その中で特殊な動きをしてくるのは非常に大変です
ですので、順番的には両手の間でスプレッドする練習から
となるかもしれませんね
参考にしてみてください
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