勘違いしていません? ~インビジブルスレッドリール~
あまり堂々と、マジックのタネに関する部分を話すのは
気が引ける部分もありますが、しょせんこのページ
マジック関係者位しか見ていませんので(笑)
とりあえず、スレッドレクチャーに関しては、頭の中で全体像ができているのですが
結局、手を動かさないといけないことが多くって・・
僕じゃないですよ、学ぶ方々にね
実際の開催は難しいんですよね、一部教えた方もいますが、正直タスクをこなせていないし(笑)
それに、みなさん色々と勘違いしている事柄もある感じ
大きな勘違いの1つは、スレッドとリールを一緒に考えてしまうということ
これらは別個に考えないといけません
そして、リールはあくまで「スレッドを持ち運ぶための容器」であるということ
これを勘違いしているから、リールが使えないんです
リールのできることって「スレッドの格納」なんですよ
最近はエレクトロニクスの力で、至近距離でも格納のテンションを
多少は活用できるようになっただけであって、通常のリールは単に回収しているだけ
この格納のパワーでエフェクトを起こそうとするから、インビジブルスレッドリールを
使える人は少ないんです
リールのパワーをそのままエフェクトにつなげようとするなら、リールもスレッドも
強くないとだめでしょ、そして、それは基本ステージエフェクトですよ
僕が行うのは、クロースアップ、しかもカードを動かしたり
お札を浮かすためのスレッドワークです
だとすると、そのエフェクトの邪魔にならないようなスレッドの回収をしてくれる
リールを製作することが大切になってくるわけです
リールを使わなくなる人って、結局リールに頼って、リールが何かしてくれるって
思っている人でしょう
残念ながら、単なる格納容器に、そこまでの仕事を求めるのは酷ってもの
それなりの高機能・高性能にしたいなら、自分で研究して改造しないといけません
もちろん、僕は改造している物を使っているわけですが・・
ノウハウをお伝えすることは簡単です、単なる知識ですから
でも、実際にできるようになるためのハウトゥは、伝えるのに時間かかりますよ
早くしないと、僕も目が悪くなるので、誰かに伝えておかないと(笑)
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機能と価格 ~ITRに関して~ | 2014年04月30日