ぞくぞくしちゃう!
先日、ゆったりとクロースアップに参加をしてまいりました
毎回ディーラー参加で行くのですが
今回は最初からあまり売る気なし!
チャドの商品の紹介だけできればいいやって感じで
メインゲストは鈴木徹さん
某おもちゃ手品会社にお勤めの方ですが
ある意味で、多才な方
マジックのクリエイター的側面だけではなく
演出家としての側面を持つ方
この能力のおかげで、どれだけのマジシャンが育ったか・・・
ゆみさんも、ある意味で鈴木さんの生徒
世界第2位も、鈴木さんの教えがあったから、の部分があります
実はテクニックも使えるのですが、あえて使わず
「魔法」の匂いをただよわせたいのが鈴木流
今回のショーでもそれを味わいました
SFマジックフェスティバルの4回目の号に
「タイムパラドクス」という作品が載っています
マニア的に言ってしまえば、ドリームカードなのですが
「自分宛に出した自分の小包」というシチュエーションにも
やられました
この説明をしただけで、見ていた観客は
「えっ?」って引き込まれましたし
そして最後のセリフ
「家に帰って急いでやることが・・・小包を出さなきゃいけないんです、自分宛に。
・・・そう、昨日の日付を指定して・・。」
という、タイムパラドクスに、キュンキュンきちゃいました(笑)
注:ドリームカード(ダーウィン・オティス)の流れを知らない人は、下のコメント欄にお書きください(笑)
言ってみたい、こんなセリフ!
鈴木さんのある意味で、淡々とした感じが、またじわじわ来ます
僕はレストランマジックが好きですが
こういったショーアップされた物も大好きです
でも、ここまで凝ったことをレストランでやっても
効果的ではありません
だって、みんなはご飯を食べに来ているんですから
いくらパワフルな現象だろうが、いくら自分好みの味付けだろうが
場に合わなかったり、相手の好みではないなら、提供するべきでは
ありませんよ
レストランでこんなセリフを言ったって、
「え?なに??どういうこと・・?」
位の返しですよ
だからこそ、味わえたことにうれしくなっちゃうんです
もしどこかで、そんな演出が自分でもできるのなら
もっとぞくぞくしちゃいます
たぶん、あなたもそんなゾクゾクを味わいたくってマジックしているんじゃ
ないですか・・・?
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