【カード・ライター アイテム&DVD】
結局数回演じただけで、引き出しの中にしまってしまう経験
今まで何回してきました?
もちろん僕自身もそういった思いをしてきました。
動画や解説文章を見て、手にしてみたはいいけれども
結局は角度が厳しかったり、セットが面倒だったり
リセットに時間がかかったり、傷みやすかったり・・・
これは、そのトリックそのものが悪いわけではありません
トリックの使い勝手が悪いだけです。
逆に、その使い勝手の悪さを最初から理解して手に入れていれば
何ら問題はなく、状況さえ選べば非常に効果的に
働いてくれるトリックもたくさんあります。
ただ、僕の場合には、レストランマジシャンであるための
制約が出てきます。
繰り返しできて、セット・リセットは簡単で、現象までに時間はかからず
傷むこともなく、分かりやすい物
こう言ったトリックが「良いトリック」と判断されるものです
そうなってくると、仕掛けの無いもので行うトリックか
仕掛けがあるとしても、非常にシンプルなレベルの物が好みになります。
もう少し言えば、エンドクリーン
つまりは、最終的に観客に渡しても問題ない状態になるモノ
がベターです。
さらに演者のわがままを言えば
1つもっていると、いくつものトリックを演じられるような
汎用性のあるギミックが良いものです。
そんな視点から見て、便利な道具だと思ったものがこれです
道具としては非常にシンプルで、ライターの1面に
スペードの10が印刷されている物です。
これだけを見ると、カード当てにしか使えないように見えますが
ライターであるという機能性なども考えると
実際には、いろいろな使い方が浮かんできます。
例えば、ライターのこんな所にカードが印刷されているとは
誰も思いませんので、ちょっとしたカンニングペーパーのように
して利用する手もあるでしょう。
1人の観客にスペードの10をフォースして覚えてもらいます。
そしてもう1人の観客に
「ライターをよく見ていると、さっきのカードが見えてきます」
などと言って、ライターを見てもらいます。
演者がその際に火をつけたりすると、他の観客は
ライターの炎を見せているように思いますが
実際には、密かにライターの1面に描かれている
カードを見せるわけです
そして、見えたカードの名前を聞くと
見事に当たるわけです。
つまりは即興で仲間になってもらうわけですが
これくらいなら、別にばらされても
大きな問題はないですね。
秘密を黙っていてもらえるなら、それはそれで
有難いことです。
これだけでも、ちょっとしたサロントリックの道具として
使えるものになります。
他にも、クロースアップの手順として
「レッドホットママ」との組合せで利用することも可能です
こんな感じです。
どうですか?使えそうな道具でしょ??
決して目新しいものではありませんよ。
でも、通常のトリックに一ひねりした変わった感じのマジックを
演じられるようになるはずです。
このライターとライターを使った手順を5つをまとめ
DVDにしてみました。
5つの手順ですが・・・
1:ライターのカード1
1枚のカード当てです。カードのフォース方法も含め
セットやテクニックは極めてシンプルな物にしてあります。
2:ライターのカード2
2枚のカードを1つのライターで当てますが、少々ひねった感じになります。
1枚目が当たるのは不思議な現象ですが、2枚目を当てる際に
観客は一瞬きょとんとし、そして納得になるでしょう。
3:レッド・ホット・ライター・ママ
動画でもご紹介した手順です。
ライターを道具として使用しているだけに、そこに落ちがあるとは
思われないでしょう。
4:イメージトランスポジション
カードのイメージと、ライターのイメージである「炎」が
トランスポジションします。
このライターをカード当てに使わない珍しい手順だと思います。
5:フラッシュ・レベレーション
フラッシュペーパーを使った派手なカード当てです。
コスチャ・キムラットの商品である「Warning!」
を元にしているカード当ての方法です。
その他、ライターの改めに使うパドルムーブのテクニックや
カードのフォーステクニックに関しても解説しています。
また、ライターで焦がしたカードはねじれが生まれますが
特別な道具を使わないでそのねじれなどを取る方法なども
解説しています。
商品は、ライターが1つ(少々の処理をしてあるものです)
演技解説のDVDが1枚です。
(現在はセットの販売を終了しました)
本州以外に発送する際に、陸送しかできないため配送までに
少々時間がかかる可能性がありますので、ご理解ください。
決済方法は銀行振り込みまたはカード決済(PAYPAL)になります。
銀行振り込みの場合には、申し込み後に口座情報をメールにて
ご連絡しますので、その入金後に商品発送をさせていただきます。
ペイパル決済の場合には、決済完了直後に発送先の入力をしていただく
フォームのURLをお送りしますので、そちらにご入力後に発送を
させていただきます。
新たに生まれたトリックを追いかけるのも楽しいとは思います。
でも、そのまま引き出しにしまうよりも、常に持ち歩けて
いつでも演じられるようなアイテムの方が良くないですか?
そういったトリックを手にしておきたい人には、お勧めなアイテムです。
また、今後も継続的に販売できるのかは、今の所未定です。
初期ロットのみのリリースで終わってしまう可能性もありますので
ご了承ください。
DVDの内容に関して、そのまま演じても十分に効果はあると思いますが
色々と発展を考えることができると思います。
また、ライター以外でも予想外の所にカードがある、というものへ
流用できるものになっていると思います。
1つプラスしておけば、単に何かに小さなシールを貼ったもの
等で演じることはできるでしょう。
(ライターの1面にカードのシールを貼るとか)
ただし、「シールが貼ってある」という状態と「印刷されている」
という状態では、それを手に取った際のお客さんの納得度合いというか
不思議度合いが異なってきます。
結局後から変更可能なレベルなのか、最初から変更できない状態なのか
という小さな差で、相手の頭と心に届く不思議の度合いが
違ってくるのです。
現場に出て、リアルにお客さんを対応しているのマジシャンなら
感覚的に分かるでしょうが、ただただ「同じようなマジックをしてみたい」
という人には、この差は分からないでしょう。
ちょっとした不思議と強いインパクトを与えたいのでしたら
きちんと加工されているライターを手に入れてください。