ジャンボカードの効用
最近はあまり性に合う
マジックのDVDがないために
だいぶ昔に販売されていて
でも、持ってないものを
購入したり、などといった
トリッキーなことをしております(笑)
古きをたずねて、新しきを知る
って感じでしょうか?
それとも、十年一日なのか?
で、先日購入したものは、ボブコーラーの所からでてる
ボブシーツの3巻組DVDです
日本ではあまり有名な方ではないと思いますが
知っている方からすると、バーマジシャンという認識が
強いとは思います
演技がワイルドマンで、彼自身も面白い方なので
そういった場で演じるのが楽しいのでしょう
実際には、スタンドアップのショーなども可能な方です
意外にハードな技法も使ったりする方ですが
細部にこだわりまくる、という方ではなく
マジックで人を楽しませたい感情の方が大きい方だと
思います
さて、そんなDVDを見ていて感じたことが1つ
ジャンボカードの使い方に関してでした
彼の手順で、レッドホットママに続けてジャンボカードの
ギャグカードを使う手順を解説していました
3と2分の1カードと52枚のカードが描かれているカードの
2枚のジャンボを使っていました
あ、あくまで僕の個人的な感覚ですが
日本人には、どちらのギャグカードもあまりウケは良くないと
思います
もちろん、手順の流れなどをきちんと組めば
52枚のカードが描かれているものなどは、ウケそうな気もしますが
あのカードを見て笑う日本人ってなぜだか少ない気がします
さて、話は戻って、ジャンボカードですが
3と2分の1のカードも、52枚描かれているカードも
レギュラーサイズのものなどもあるわけです
ただ、演技解説見ていて思ったのは
大きい方が面白い
ということでした
単純に視認性が上がる、という部分もあるのでしょうが
大きなカードを使った方が、感情の動きも大きくなる
感じでした
僕の手順で「セカンドディール」というものがあります
⇒ セカンドディール
古典のアイデアを2つかけ合わせているものです
僕自身、経験的に・感覚的にウケるから、あまり深く考えずに
組み合わせて演じていたのですが、このジャンボカードによる
感情の動きと言いますかインパクトの大きさが
レギュラーデックよりも単純に大きいというのは
ボブシーツを見てあらためて思いました
僕の場合には、小さなカードが出てくる部分があるからこそ
ジャンボカードの大きさが、さらに大きく感じるのでは?
とも思います
正直、ミニカードの確保も難しくなってきて
少々買い占めておこうかとも思っています(笑)
カードシャークには、ミニを作ったらって言ったのに・・・
さてさて、ジャンボカードに戻りまして
予言やメッセージって、大きめにしておいた方が
伝わりやすく、相手の感情も動きやすいようです
もっと細かく言えば、単に大きくしてもダメなようで
ベースになっているカードとの比率ってものが
あるんですね
ポーカーサイズのブランクに、できるだけ大きく書いたとします
大きすぎると、メッセージが伝わらないんですよ
余白と文字の比率が一定以上になると、脳が認識するのに
時間がかかるんでしょう
そうなると、ベースになる紙(カード)を大きくするしか
無いんですよね
もちろん、トランプである必要は無いのですが
バイスクルバックのメッセージカードなどが作れるように
なっておくと、マジック手順の中で使っても違和感が少なくなる
ってことはあると思います
僕のコンテンツでは、そういったカードへのメッセージなどの
作り方も解説していますので、ご興味ある方はぜひどうぞ
⇒ セカンドディール
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