マジシャンのなりかた
いろいろな方の言葉に
耳を傾けていると、一定頻度で
耳にするものがあります
「マジシャンになりたいです」
特に若い方?から聞くことが
多いような気がします
小学生・中学生くらいだと
マジシャンというものにあこがれを
持つことも分かります
タダですね・・マジシャンになるのは簡単で
マジックを覚えて、「私はマジシャンです」と
胸をはって言えるかどうか、ってことくらい
自称でいいんですよ、マジシャンになるには
もし、胸をはって言えないなら
単にマジックをもっと勉強しましょう
東京堂の本もたくさん出ていますし
東急ハンズ行けば、かなりの量のDVDが手に入ります
ちょっとグーグル先生に聞いてみれば、ショップなんて
山ほど引っかかってきますしね
もう少し踏み込んで「プロのマジシャン」になりたいなら
少々違う所に意識をもっていかないとダメですよね
例えば・・
マジックをたくさん知ってないといけないのでしょうか?
街中の定食屋さんとか、そんなにメニュー数なくても
やれてますよね?
ラーメン屋さんなんて、少ない場合には
メインの商品と、その大盛くらいしかない所もあって
でも、商売になっているわけです
テレビに出ているマジシャンが、一番すごいんですかね?
僕は世界中にマジシャンの友人がいて
もちろん、テレビに出ている人も、そうではない人もいます
みんな素晴らしいマジシャンたちです
僕では、とてもではないですけど、太刀打ちできない位の
マジックをいとも簡単にする人たちです
でも、みんなとは、いつでも友達でいられます
恐らく、僕もプロマジシャンとして、みんなに認めて
もらえているからだと思っています
僕自身、プロマジシャンになる方法は分かりません
唯一言えるのは、勇気をもってやり続ける
ってことだけです
ですので、もしなりたい人は、勇気をもって
プロマジシャンになろう、プロマジシャンでいようと
頑張るしかないのだと思います
先日、テレビを見ていたら、バレエダンサーの
熊川哲也氏が出ていました
世界トップクラスのダンサーでありながら
自身のバレー団を持ち、後進の育成やバレエの公演など
トップレベルの芸術家でありつつも、経営者としての部分を
持ち合わせている、稀有な方でしょう
熊川氏が
「芸術とビジネスは寄り添ってなければならない」
と、言っていました
恐らく芸術の道を進んでいくには、お金がかかるのだと思います
それも想像以上にお金がかかり、自分一人ではできないことを
痛感するのだと思います
ですので、マジックを芸術ととらえていきたい方ならば
むしろビジネスと寄り添ってきちんとお金を動かし続けないと
そして、そのまわりで、若い人間たちが育っていくようにしないと
上手くいかないのではないでしょうか
プロマジシャンになりたいのでしたら、どうやって
ビジネスと寄り添っていくのか、できるだけ若いうちから
意識していった方がイイと思いますよ
そういったことが、すでにできている方の下で学ぶのも良し
自力で構築していくのも良し
1人のビジネスマンとして、起業するようなものと
考えておく位の方が、視野も狭まりません
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