今回のコロンビニは
色々とやってくれます!!

ダブルブランク使ったり、パンチを使って穴開けたり
楽しい25作品です

 

このページにお越しいただきありがとうございます

レストランマジック研究所小林です。

↑毎度ですが、小林です↑

アルド・コロンビニ氏の出していた

レクチャーノートの日本語翻訳版を

これまでも多数リリースしてきましたが

また新しいものが出来上がりました!!

 

今までご紹介したノートの多くは、どちらかと言えば
レギュラーデック指向なトリックが

多かったでしたが、今回のノートでは

今までとはかなり違って

バラエティに富んできました。

 

 

ダブルブランクデックを使ったトリックや

一つ穴パンチを使った奇妙なトリック

それに巧妙な原理を使うパケットトリックなども載っています。

ある意味で、今までリリースした本の中で

一番現象が多岐にわたっていると思います。

 

現象、そしてその方法も、原理なども日本では

あまり知られてないものもあると思いますので

ぜひお楽しみください。

 

1つ、お伝えしておかないといけません

 

僕がコロンビニ冊子の翻訳を手掛け始めたのは

アルド氏がお亡くなりになってからでした。

 

 

個人的に集めていたノートは、コロンビニ氏による

極めてプライベートな感じの冊子で

読むだけでもワクワクしていました。

 

しかしながら、これらがそのまま日本で知られないままでいるのは

もったいないと感じ、奥方のレイチェル氏に連絡を取った所から

全てがスタートしました。

 

実際には、レイチェルとの連絡がつくようになるまでも

少々時間がかかったのですが、その後は順調に連絡を取りつつ

何冊もの冊子を日本語化しては

レイチェルにそのロイヤリティをお支払いする

という流れでした。

 

しかしながら、今回の本を決めて
一通り訳し終わった位でいつものように
レイチェルへメールをしても、何も返事がありませんでした。

 

いくつかの経路で連絡を取っても何ら反応が無く

コロンビニ氏と仲が良かったと思われる海外のマジシャン数名に

連絡を取ってみた所、実は既にお亡くなりになっていたそうです。

(2021年段階で、数年前に無くなっていたようです)

 

コロンビニ氏のコンテンツを扱っている人でも

レイチェルがお亡くなりになったことを
知らなかった方がいる位で

マジック関係者にも、あまり知られてなかったようです。

 

僕が連絡を取ったマジシャンの1人は
レイチェルのお葬式にも出席していたそうで。

 

その方にレイチェル氏のご家族の連絡先などをたずね

場合によってはロイヤリティを代わりにその人へ支払って

ご家族に渡してもらおうと思ったのですが・・・

「巻き込まないでくれ」

という、少々キツメのメールが返ってきてしまいました。

 

ただ、このままコロンビニ氏のコンテンツが埋もれてしまうのは

あまりにももったいないので、コロンビニ氏と親交のあった

海外のマジシャン及び、国内の先輩プロマジシャン数名に

現在の状況や僕の想いを伝えていきました。

 

まず、コロンビニのコンテンツに関しては

誰も継承している人は無く、完全に宙に浮いている

状態になっているようです。

 

コンテンツ販売のページなどもあったのですが

それも閉じてしまっていて

一部のコンテンツに関しては、別の人が販売を

している物はあります。

 

ただ、コロンビニ氏のコンテンツを

全て引き継いだ、というわけでは無く

PDFなどの販売権利を買っただけ、のようでした。

 

そういった事もあってか
日本語化のことに関して相談した結果としては

基本的には「気にするな」的な返答ばかりでした。
つまりは、誰のものでもないコンテンツになっているのです。

 

 

そのため人によっては「好きにしな」って言う人もいる位で
日本語化を勧めはしても、止める方はいませんでした。

 

私個人としては、彼らに近い海外のマジシャンからも

自分のやっていることに対して責められるのではなく

少しだけ、背中を押されたような気がしました。

 

通常、書籍の翻訳権は親族などへ移るのですが

コロンビニ夫婦にご子息がいるという事も特に聞いておらず

(レイチェルも親戚がいるイギリスで療養をしていたようです)

その点においても、ほぼ誰もコロンビニコンテンツに関する

翻訳権さえかなりぼんやりしたものになっています。

 

しかも、レイチェルのお葬式に出て親族などを
知っているはずの人も、係わりが薄いようで
遠く日本からのコンタクトはさらに難しい状態です。

 

なので、覚悟を決めて・・

コロンビニへのリスペクトを表現する一番の方法は

彼の足跡を消さない事だと思っています。

 

僕のわがままも多分に含まれているのですが

今後もコロンビニ氏のノートに関して
日本語化していこうと決めました!!

 

本当ならグレーな部分もありますが
ご家族などに連絡が取れた際にお支払いする
ロイヤリティを確保しておくという事と

あの世に行ってからコロンビニ氏に怒られる覚悟を決めておく

という事で、日本語化を進めていきます。

 

ですので、お買い求めになる方は

なにも気にせず、トリックを楽しんで頂きたいと思います。

 

むしろ、彼が集めてくれてわざわざまとめてくれた

これらのトリックが雲散霧消してしまう方が

マジックの世界においてはマイナス面が大きいのでは

と感じます。

 

そんな小林を許していただけるなら

今後もコロンビニ冊子を手にして楽しんでいただけると幸いです。

 

で?結局中身のトリックは?

 

今回の冊子で解説されているトリックは
全部で25作品。

 

 

Hofzinser 2000

もちろん、ホフジンサープロブレムの解答の1つで

ファーザーサイプリアンの手順がベースになっています。

 

Oil, Water and Guts

オチのあるオイルアンドウォーターの手順で

驚きのクライマックスです。

 

Wild, Wild Best

ワイルドカードなのですが、最初の状態からして

ちょっと変わったスタート地点です
更にエンディングも予想外になっています。

 

Underground Spies
ジェリー・サドウィッツのトリックのバリエーションで
カード当てと変化現象の楽しいトリックです。
(上記トリック、9ページ4行目ですが最後に
「コンプリートカットをしてもらい、一番上のカードを覚えてもらいます」
とありますが正しくは「コンプリートカットをしてもらいます。」です。)
お詫びして訂正いたします。

 

Interchange
簡潔で直線的、恐らくこのノートの中で
一番すぐにできるトリックでしょう。

 

Jump and Pass

フィル・ゴールドスタインの手順に似ているものがありますが
こちらの方がカジュアルにできるようになっています。

ケースを使ったカードの交換現象です。

 

Imaginary Journey

ピーターダフィーの手順が元になっている
移動現象+カード当てのトリック。

ちょっと変わった感じの流れになっています。

 

Punch His Match!

2重の一致現象?カードが当たるだけではなく
穴を開けてもらった、その位置もピッタリ!!

 

Contact Colors

Aのプロダクション、カード当て、そしてセパレーション
立て続けにパワフルな現象が起こりますが

ほぼセルフワーキングトリックです。

 

Deep Impact

デビットソロモンのトリックで似ているものがありますが
準備をすることでテクニックを排しているので
楽に演じられます。

 

Count On Them

カードを減らしたのに、枚数が減ってないという流れのトリック

そして、最後には観客のカードが当たります!!

 

Birthday Card

クロック・プリンシプルを使ったトリックで
好きなメッセージを出せます。

 

The Game’s Afoot

ホームズVSモリアーティを題材にしたカード当ての手順。

最後にちょっとしたどんでん返しもあって

楽しめる手順です。

 

Y2K Deck

ダブルブランクカードを使う、実戦的手順。
相手がサインを書いたカードの別面に、自分のサインが移動します。

ウォークアラウンドにピッタリです。

 

The Erasers

非常に凝った手順になっています、カードが1枚ずつ消えて
再度デックの中から現れるというもの。
とっても凝った、そして面白いトリックです!

 

4’Wave

名作のパケットトリックをレギュラーカードで。

マツヤマフォースを使った巧妙なトリックです。

 

Cut It Out

紙をカットしてカードを当てるものです。

簡単に自作できますので、是非試してみてください。

 

Holy Moly

カードに穴が開いてしまう!

巧妙なカードのフォースも学んでください。

 

Falling Through

52ON1のカードが必要になりますが
そこからさらに手順が続き、不思議な入れ替わり現象です。

 

Italian Poker

ポーカーデモンストレーションの手順ですが
かなり色々なことが起こります。
レインボーデックが必要になります。

 

Point Of No Return

シンプルながらも多くのマジシャンをひっかけてきた
カード予言のトリックです。

 

Red and Black Crash

両面裏のカードのパケット、という奇妙なスタートから
相手の自由に選んだパケットを予言されているという
強烈なオチになります。

 

A Trio Band

輪ゴムをかけたジョーカーで3枚のカードを

探し出してきますが、最後にはどんでん返しがあります。

 

Fact or Fiction

うそ発見器的にパケットを使います。

ピーターダフィーのトリックだそうです。

 

Collector Sandwich

マジシャンは観客の選んだカードのメイトを

探し出そうとしますが・・・
予想をしていないエンディングになります!!

 

どうでしょう?今までのコロンビニ冊子とはちょっと方向性が違い

いろんな準備や特殊なカード、デュプリケイトなど

使用しているために非常にビジュアルで

インパクトの強いトリックが集まっていると思います。

 

25作品すべて楽しんでいただける内容になっていると思いますので

是非、手に取ってみてください。

 

購入方法と金額は?

商品は、印刷の冊子とPDFのバージョンと2種類あります。

お好きなバージョンをお選びいただきお買い求めください。

 

印刷冊子は1冊2,500円 、PDFバージョンは2,000円
とさせていただきます。

この辺は今までの冊子とあまり変わりません。

冊子版を買ったとしても、1作品が100円以下!

しかも、送料もここに含ませていただきます。

 

決済ですが銀行振り込みまたは、カード決済(PAYPAL)

になります。冊子の場合には決済終了後に配送作業に入ります。

PDFの場合には、決済終了後にメールにてURL及びパスワード

をお送りさせていただきます。

 

 

印刷版冊子の購入はこちら
送料・税込 2,500円

 

 

PDFバージョンをご購入はこちら

税込 2,000円

 

レギュラーデックで気楽に演じられるトリックから

フルデックのセットアップや特殊なカードなどを

使用する作品までありますので

かなり多くの場面で楽しめると思います。

 

今までのコロンビニノートとはちょっと

雰囲気の異なるものですので

是非目を通して頂き、デック片手に楽しんでください。

 

コロンビニのリリースしたノートは非常に多数あり

それらのほとんどは、日本語化されてないどころか

恐らく日本で見かけることも皆無だったでしょう。

 

そんなトリックたちに興味をもって演じてくれる人達は

ごく僅かなのかもしれませんが

日本で少しでも増えてくれれば

コロンビニ氏に顔向けができると思っております。

 

 

印刷版冊子の購入はこちら
送料・税込 2,500円

 

 

PDFバージョンをご購入はこちら

税込 2,000円